軸
いや~ん…前回、3枚描くって書いたのに2枚しか描けませんでした。
ずっとこれを描いたり塗ったりしていて、3月後半から肩こりがひどかった。
作業していて、いつの間にか亀が首を伸ばすようにモニタに顔を近づけて覗き込むような姿勢になっていて。
暖かくなって体が緩む、寒さで緊張するの行ったり来たり、繰り返しが重なったのもあるのかなあ。
正しい姿勢を保ちましょう。体に良くない。
いつものことながら色を塗っていて、いろんな意味の「軸」を見失ってしまうことが度々あります。
「ここに強い光源があるんだぞ」と決めて、下描きの段階も「ここに影ができるこういうカーブ(隆起)なんだ」とイメージしているはずの光源と対象の軸。
「こんなシチュエーションで、こんな性格だから(だろうから)、こんな表情をする」というキャラクター(形状だけでない「本質」の部分)の軸。
「こんな塗り方でこういう印象を持たせたい」という方法の軸。
技術、知識、経験の無さが一番大きな要因だと理解しつつ…、これらはその場、その場の柔軟性というか対応力というか「現場合わせ」の要素かなとの思いもあり…。
(かなり前に、comの方のハイクで描いたのだけれど)初めからどれだけ強くゴールのイメージを持てるか保てるかが、ずっと足りないのかもしれないなと思っています。
例えば模写をすることを想像してもらうとわかりやすいのかもしれないのだけれど…。
(模写の場合はオリジナルに対して何を感じるか、どう捉えたのかの難しさが関わってきますが)
どれかひとつでもなく、どちらか一方でもなく。遠いな、遠いな。
火曜日さん(左下)を毎日のように修正しながら、そんなことを考えていたのでした。
一日に一人分塗るのが精一杯で、迷走しながら結局、最後は2日くらい「押してた」ですね…。
下描き
これ、別の塗り方もしてみたいのです。
各曜日さんのパーソナルカラーを基にして3階調くらいで塗ってみたらどうかしら?
それぞれのエリアの境をどう処理するかが悩みどころ。
もう1枚。
「ピンクのトンネル」
らとずみさんちの「ふぁぼれよの子」。
「ふぁぼれよの子の髪をピンクにしたい」ってところからスタートしてします。
ピンク→春、桜→並木の下→星に乗ってちょっとびっくり
のようなイメージの連想ゲームでこうなりました。
前回、ここを更新したときにラフは描いていたので、「桜が散る頃までには」だったのですね。
で、描きはじめたものの、3パターンくらいラフを描いてもしっくりこなくて。
上の曜日さんの絵を先に塗りはじめたら「終わる気がしない病」になってしまったのでした。
最近はずっと「半透明ペン」か「Nペン(アンチエイリアスのないペン)」で塗っていたので、メインの部分は久しぶりに「ペン」で「べったりと」「くっきりと」塗り分けることをしてみました。
…が、込み合い過ぎて(小さ過ぎて)あまり違いがなかったですね。
背景の桜並木は半透明ペンで。
主線をどの部分も強い同じ色で(できるだけ)同じ太さで一様に採って、陰影がありながらも主線に変化がない不思議な浮き出る感じにしたつもりが、背景塗ったらぼんやりと薄れてしまいました。
下描き
これも別の塗り方してみようかと思いつつ、「同じ絵をベースにして季節ごとに塗ってみたら面白いかしら?」なんてことも思ったりして。
キャラやパーツが多かったけれど、3週間で2枚ってダメですよねえ…。
線画にしても色塗りにしても数をこなすところまでたどり着けないよ…。
とりあえず、次こそ「コルセットスカート」を。
最初に描きたいと思いついたのに後回しになっちゃった。
では、では。